リズミックムーブメント 

スエーデン・ストックホルム在住の精神科医である、ハーラルド・ブロムベリによって創始されたリズミカルな動きで筋緊張を整え原始反射を統合に導く運動療法それがリズミックムーブメント・トレーニングです。赤ちゃんに生まれつき備わっているリズミカルな動きを用いて、反射的な動きを意識的な動きに変化させ、感覚過敏の緩和・衝動性の抑制・認知スキルの向上を目的としています。
ハラルド医師が自らのポリオによる後遺症である運動障害に対しての働きかけを模索していた際、乳児の動きを運動療法に応用していたキャサリン・リンデと出会い、1980年代にその動きを学び変化を体感したことから現在のプログラムに至ります。

1986年より、自身が勤める精神病院やクリニック、精神科カウンセラーを務めるシュタイナー特別学校でRMTを導入し、特に、統合失調症、失語症、ADDによる学習障害、精神障害などに効果をあげています。現在では、自分の知識と経験をより明確に人々に伝えるために、その中心となる活動団体として、ブロムベリ・リズミックムーブメントトレーニング(BRMT)を2012年に立ち上げ、現在レベル1~レベル3までのBRMT基礎クラスとして系統立てた指導教本が出来ています。(別団体として、RMTiがありますが、ジニアスラブではBRMTのトレーニングに基づいた講座内容を提供しています。)
受講時間は、1レベル2日間14時間を設定しています。動による感覚刺激がスムーズに起こらない場合に、学習や感情、行動への影響があることを調査結果から得たハラルド医師は、動きが新生児の原始反射の統合に果たす役割と反射が抑制されずに残存することにより起きる日常生活の困難さについてレベルごとにまとめています。15種類のリズミカルな動きを用いて、協調運動・微細運動・粗大運動を意識的に行えるよう導きます。
原始反射の統合を支援するための受動的な動きは、乳幼児期にだれもが経験しているものです。優しい動きでダイナミックな変化をもたらすBRMTメソッドをぜひご自身で体験し臨床に活用ください。

ハラルド医師の著書、ホームページのご紹介

2008年にスウェーデン語で、2011年に英語版「Movements that heal」として発売されています。レベル1~3以外にも精神科医の臨床に基づき脳の成熟と原始反射の統合をうながす発達障がい者支援プログラムが複数あります。
http://www.blombergrmt.com/rhytmic-movement-training/